(仮訳)リンネのClavaria hypoxylonに基づく学名Xylaria hypoxylonの適用
Stadler, M., Hawksworth, DL. & Fournier, J., 2014. The application of the name Xylaria hypoxylon, based on Clavaria hypoxylon of Linnaeus. IMA Fungus. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/ima/imafung/pre-prints/content-g7_Vol5_no1_Article7 [Accessed May 27, 2014].
【R3-00753】2014/05/27投稿

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3行まとめ

Xylaria hypoxylonの基礎異名であるClavaria hypoxylonは1753年にリンネによって記載されたが、タイプ標本が指定されていなかった。
フリースが言及した2つのエキシカータのうち、彼自身の”Scleromycetes Suecicae“に含まれていた標本no. 181をリンネの学名のレクトタイプとした。
フリースの標本は保存状態が悪く、分子系統解析を行う必要性もあったことから、最近採集されたスウェーデン産の標本をエピタイプ指定して塩基配列を決定した。
Sweden, Uppland, Stockholm, Vällingby, Grimsta Nature Reserve near Lake Mälaren

(その他掲載種)

Xylaria hypoxylon (L.) Grev.
クロサイワイタケ
※本種のレクトタイプおよびエピタイプを指定した。
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